日本人の友だちと集まった際によく話題に上るのは「子どもの教育」と「歯科治療」の2大トピック。タイ・バンコクで受けることが可能な歯科治療には日本の一般的な歯科治療と異なる点が多く、何かと話題に事欠かないんですよね。
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バンコクの歯科医院
バンコクにはたくさんの歯科医院がありますが、大きく分けると以下の3つに分類できるかと思います。
総合病院のなかにある歯科
外国人・タイ人富裕層向けの総合病院内にある歯科。街中にあるクリニックに比べると他の科同様に費用は高めな傾向にあるようです。ただし、通訳さんが常駐しているため、言葉の心配は不要です。
当たり前ですが、タイ人のなかでも総合病院内の歯科については評価が大きく分かれているようです(私の友人知人の話によれば他の科同様、高級病院だから腕が良いとはかぎらないとのこと)。「〇〇病院(超有名病院)の歯科は下手くそ」など、タイ人からの評判を実際に耳にすることもあります。私はこのタイプの歯科には行ったことが無いので実際のところはよくわかりませんが・・。
日本語が通じる歯科クリニック
日系のフリーペーパーに歯科医院の広告がたくさん出ていますが、それらの多くがこのカテゴリに該当するかと思います。私自身もこのタイプのクリニックに通っています。
日本人の先生がアドバイザーとして常時待機している、週末だけ日本人の先生が来る、といった日本人の先生がいらっしゃるケースもあれば、先生は全員タイ人だけど日本語や英語を話す通訳さんが常駐しているタイプのクリニックも。このカテゴリに属するクリニックにもいろいろなタイプがあるようです。
通訳がいない街の歯科クリニック(いわゆるローカルクリニック)
タイ語(もしくは英語)での対応になるかと思いますが、タイの街中には歯科クリニックがたくさんあります。軽い治療ならローカルクリニックでもいいのかも?なんて思ったこともありますが、実際に足を運んだことはまだありません。費用は上記1、2に比べて安価だといわれています。
治療は分業制
バンコクで初めて歯科治療を受けた際に驚いたのが、治療の内容によって担当医師が変わること。抜歯担当、小児歯科、審美歯科・・と担当がそれぞれ決まっているため、私が通っているクリニックにもたくさんの先生が在籍しています。ただし、クリニックに全員の医師が常駐しているわけではなく、医師は他の病院と掛け持ち勤務していることが多いようです。
先生のスケジュールに合わせての通院を求められることもあり、患者的には不便に感じる面もあるかもしれませんが、専門医にそれぞれ診てもらえるという点では安心な気もします。そんなわけで、タイの歯科の分業システムは個人的には嫌いではありません。
タイの歯科治療にかかる費用は?
私がタイに来て間もないころ、現地採用で働いている方と知り合い、たまたま歯科の話題になったことがあります。「こっちの歯科で総額50万円以上は使ったよ~」と嘆いておられ、えええーっ!!と驚いた記憶があります。
タイの歯科では基本的に保険が効かないケースがほとんど。民間の医療保険に入っていても歯の治療は保険カバーの対象外ということが多いです。そのため、タイで歯科治療を行うと費用がかかって辛い!と言う人が私の周りでは多い印象があります。私自身も2015年~16年にかけて、根幹治療や日本で治療した被せの交換など、悪かった部分すべての治療を一気に行ったのですが、その際には結構な費用がかかりました。そのため、歯を悪くしないよう、普段から気をつけていこうと本気で思うようになり、日本に居たとき以上に虫歯予防に取り組むようになりましたよ~。
定期検診の費用は?
そんなわけで、歯を悪くして治療に多くの時間や費用をかけなくて済むよう、現在は私も子どもも半年に1回は定期検診に通うようにしています。
先日も半年ぶりに検診を受けてきたのですが、私も子どもも虫歯ゼロでホッとしました。今回、私たち親子の定期検診にかかった費用は以下の通り(2018年11月)。
大人(私)
・Sterilization(衛生管理)150バーツ
・歯石除去 1,500バーツ
計1,650バーツ
子ども(息子)
・Sterilization(衛生管理)150バーツ
・永久歯へのシーラント(1本) 800バーツ
・フッ化物歯面塗布 1,000バーツ
計1,950バーツ
半年後の検診でも虫歯ゼロであるようにしっかり虫歯予防に励みたいと思います。
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