バンコク人気レストランバー「ヘミングウェイ（Hemingway’s）」がスクンビットに復活

記事公開：2019年05月09日記事更新：2019年09月04日

※Hemingway’sで開催されている月例ワイン試飲会についての情報を追記しました。

BTSアソーク駅前の再開発に伴い、2016年10月末に惜しまれつつ閉店したレストランバー「ヘミングウェイズ（Hemingway’s）」がスクンビット・ソイ11に復活しています。

先日新店に行ってきたのですが、Hemingway’s名物のお得なハッピーアワーも健在。店内は旧店同様、多くの人で賑わっていて安心しました。

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在住外国人に大人気だった旧店

かつてはスクンビット・ソイ14で営業していたHemingway’s。1920年代に建造された趣ある一軒家を店舗とし、雰囲気の良さとお酒の安さから在住外国人のあいだで絶大な支持を得る人気店でした。閉店が告知された際は、SNS上でも閉店を惜しむ声が多数寄せられていたのをいまでもよく覚えています。

そんなHemingway’sがスクンビット奇数側で満を持して営業を再開したと聞き、期待半分、不安半分でナーナーにオープンした新店舗を訪れてみました。

旧店の面影を感じられる店構え

Hemingway’sの新店はスクンビット通りからソイ11を入り、4分ほど歩いた左手にあります。ホテルやバーなど近代的・商業的な建物が立ち並ぶなかに、趣のある建物が突然現れるので、店の場所を迷うことはないと思います。

驚いたのは店の盛況ぶり。タイの3連休中だったうえ、メキシコの祝日「Cinco de Mayo」を記念したイベントが開催されていたこともあると思いますが、屋内・屋外席とも満席。ものすごくガヤガヤしていました。

新店舗の建造にあたっては、外観・内装ともに旧店の建物デザインの再現に努めたというだけあって、要所要所に旧店の面影を感じることができます。王族の住まいや各国大使の公邸として使われていたこともある旧店の建物と比べてしまうと重厚感は当然ありませんが、よくここまで再現したなあと感心させられましたよ。

2階席は落ち着いた雰囲気。ゆったり飲みたいなら2階席がベター。

ハッピーアワー＆イベント開催時ならお得に飲める

アソーク時代のHemingway’sでは、毎日11時から20時まで続くハッピーアワーが店の名物でしたが、この伝統（？）は新店舗にもしっかり受け継がれています。下写真にあるように、20時までなら各種アルコールが定価よりも大分お得に注文できるんです。お酒好きな方は20時までの入店が絶対おすすめですよ（ちなみにこの日は20時過ぎまで席が空かず、ハッピーアワーの恩恵を受けることができませんでした笑）。

特にグラスワインは1杯99バーツと格安

また、季節や曜日ごとにイベントも頻繁にあり、開催時にはお酒のお得なプロモーションが実施されることも多いので要チェックです。この日はCinco de Mayoを記念して、マルガリータが1ジャグ499バーツ・1グラス120バーツ、チキンタコスが1個80バーツで提供されていました。

マルガリータ

チキンタコス

料理もリーズナブルで美味しい

酒好きにとっては最高なHemingway’sですが、ここは料理が美味しいのも◎。外国人がたくさん集まるパブのような店だと「酒は安いが料理はイマイチ・・」ということが往々にしてありますが、Hemingway’sは料理の味もなかなかなんです。

そのうえ価格設定も適切で、提供されている料理の種類も多いので助かります。お酒のつまみから、肉料理やパスタ、デザートまで幅広いメニューが揃うので、お酒をあまり飲まない人や子どもと一緒に来ても大丈夫だと思いますよ。

揚げたてでビールとよく合うカラマリフライ　190バーツ

旧店時代からの私のお気に入りメニュー・キューバ風ミートボール190バーツ

以上、スクンビット・ソイ11で営業を再開したレストランバー「ヘミングウェイズ（Hemingway’s）」をご紹介しました。お酒の高いバンコクでリーズナブルに飲めるHemingway’sのような店は本当に貴重です。営業再開がクチコミで広がって、これからますます混雑必至だと思いますが、、、旧店をご存知の方もそうでない方も、是非一度Hemingway’sを訪れてみてください。サービスも素晴らしく、いつ誰と訪れても気持ちよく食事とお酒が楽しめる店です。