神保町発のカレー専門店「マジカレー（MAJI CURRY）」がバンコク・サイアムにオープン

東京・神田エリアにある400店以上ものカレー提供店から「神田カレーNO.1」を決定すべく、毎年開催されている「神田カレーグランプリ決定戦」。この神田カレーグランプリにおいて第8代グランプリに輝いた「マジカレー（MAJI CURRY）」がバンコクに店舗をオープンしたと知り、先日カレーを食べてきました。

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創業7か月で最短グランプリを獲得

先日、Twitterのタイムラインを眺めていたときに目に入ってきた美味しそうなカレーの写真。一体どこの店？と思ったら、バンコク1号店をオープンしたばかりのマジカレーのカレーでした。

神田カレーグランプリ優勝店「MAJI CURRY」がサイアムセンターにいつの間にかオープンしてる。
日本のカレー店がどんどん進出してきますね。 https://t.co/vARmOk3zVE

— Weekender@バンコクブログ (@WeekenderBK) October 6, 2019

でも、マジカレーって日本で名前を聞いたことがないんだけど・・と思ったのですが、それもそのはず。マジカレーは駿河台下の三角地帯（カレー店の激戦区と呼ばれるエリア）に2018年4月に開業したばかりなのだそう。そんな新鋭店がわずか創業7か月で神田カレーグランプリに輝いたということで、受賞時には大きな話題を集めたのだそうです。

マジカレー（日本）：http://majicurry.com/

マジカレー・サイアム店の場所

マジカレーが、タイ1号店の出店場所に選んだのはサイアムにある商業施設「Siam Center（サイアムセンター）」の2階。フードコートをはじめ、飲食店が集まるフロアです。

私がマジカレーに到着したのは平日の11時台だったのですが、入店待ちの人たちが既に3組居り、入店までは20分ほど待ちました（その後も続々と来店していました）。いま話題の店というだけあって、老若男女問わず幅広い人たちが食事に訪れていましたよ。日本のカレー店はタイ人に人気がありますね～。

マジカレーのメニュー・注文方法

マジカレーでは計24種類のカレーを提供。野菜やトンカツ、ハンバーグなど、日本のカレー店ではおなじみのトッピングが載ったカレーを楽しむことができます。

ただ、マジカレーは注文方法が少々ユニークでして、注文には下写真のオーダーシートを使います。私は最初このシステムがわからず、他店のように「ハンバーグカレーください」と口頭で注文してしまったのですが、そのままで注文を受け付けてもらうことができませんでした。

オーダーシートの上部には、各カレーに振られた番号（下写真・赤く囲んだ部分）が記載されているので、まずは希望するメニューの番号にチェックを入れ、スープのベース（鶏か牛）、スープの量、辛さレベル、ライスの種類と量を細かく指定していくという流れになります。ちょっと面倒ではありますが、自分好みのカレーにカスタムできるのは良いですね。

また、カレーには追加料金でセットメニューをつけることも可能です。セットの緑茶はお替り自由となっています。

ポテトサラダと緑茶のセット（+70バーツ）を注文

グランプリ獲得カレーを食べてみた

今回はせっかくなので、神田カレーグランプリ受賞カレーであるフォンデュソース掛けハンバーグカレー（290バーツ）を食べてみることに。注文後待つこと10分ほどで、大きなハンバーグが載ったカレーが運ばれてきました。

ライスは白米とターメリックライスをMIX

チーズフォンデュソースは別添えとなっています。カレーの上にかけていきましょう。

フォンデュソース掛けハンバーグカレー完成形はこちら。食欲をそそる見た目です！

肝心の味ですが、カレースープ自体はオーソドックスです（私は今回ベーススープにビーフを選びました）。良い意味でものすごく「普通」な欧風カレーなんですけど、玉ねぎとビーフの煮とけた旨みと甘さはしっかりと感じることができます。また、辛さはレベル5を試してみたところ結構な辛さになりましたが、辛さのなかにも日本人好みする味の深みが感じられて美味しかったですね。

一方、4種類のチーズをブレンドしてつくるというチーズフォンデュソースは思っていたよりもあっさりとした味わい。ハンバーグとチーズソースの相性はとても良かったのですが、カレーソースとはどうかな？とちょっと考えてしまいました。個人的にはチーズフォンデュソースにもう少しコクが欲しいところでしたね。