エカマイのピザレストラン「ピッツェリアマジー（Pizzeria Mazzie）」

記事公開：2018年09月16日　記事更新：2019年07月17日

※2019年7月17日よりランチ営業がスタートしています。営業時間情報を最新の内容に更新しました。

2018年8月にエカマイ・パークレーンにオープンしたばかりのピッツェリア「Pizzeria Mazzie（ピッツェリア・マジー）」をご紹介します。Pizzeria Mazzieのオーナーは生粋のニューヨーカー。バンコクではあまりお目にかかれないブルックリンスタイルのピザを楽しむことができます。

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Pizzeria Mazzieのピザの特徴

ピザの街というと、イタリア・ナポリを真っ先に思い浮かべる人が多いと思いますが、アメリカ・ニューヨークも実は美味しいピザの街として知られる場所です。街にはピッツェリアが多数あり、ニューヨークスタイルのピザは在住者はもちろんのこと、観光客にも高い人気を集めています（私も旅行で現地に行った際は地元で人気のお店で美味しいピザを堪能しました）。

今回ご紹介するPizzeria Mazzieは、そんな本場ニューヨークのピザを楽しむことができるお店です。”Red”というカテゴリーに分類されたピザを計7種、”White”というカテゴリーで計4種のピザとカルツォーネを提供しており、ピザのほかはサイドメニューが少しあるのみ。あくまでピザ中心のメニュー構成なのが潔くて良いです。ちなみにRedはトマトソースベース、Whiteはモッツアレラチーズを使ったピザということのようです。

ピザといえば何よりも重要とされるのはクラスト（ピザ生地）ですが、Pizzeria Mazzieではクラスト作りに4種類の厳選された原材料のみを使用し、ドライイーストや添加物は一切使用していません。さらに、適切な自然発酵を経ることで、独特の風味と食感を実現しているのがここのピザクラストの特徴といえます。

オーナーさんによって手際よく成型されたピザはイタリア・ACUNTO社に特注したというピザ窯へ投入されます。オープンキッチンなので、成型～焼き上がりまでを客席から目にすることができるのも楽しいのです。わくわくしながら焼き上がりを待ちました。

小麦の風味をしっかり感じさせるピザ

11種類のピザはどれも魅力的に思えて何を食べるかかなり悩んだのですが、今回はお酒に合うピザにしようということで、ペパロニピザ（450バーツ）を注文してみました。ご覧ください、この焼き色！見るからに美味しそうなピザが運ばれてきました。

大きめにカットされたピザスライスを口に入れた瞬間、芳ばしい香りがふわーっと広がります。そして噛むたびに小麦の持つ自然な甘さが口のなかに充満していき、そこにモッツァレラチーズとシンプルなトマトソースも加わって・・なんとも芳醇な一枚でしたね～。本場同様にクラストは薄めとあって、あっという間に平らげてしまいました。

クラフトビールやオーガニックワインが楽しめる

提供しているアルコールはクラフトビールとワインのみで種類は多くないですが、こだわりある銘柄を置いている印象です。ワインのほとんどがオーガニックワインなのもありがたい。

ちなみにこの日はオーガニックではないですが、日本でもコスパの良いワインとして人気の高いマックマニス・ジンファンデル（390バーツ／グラス、1,450バーツ／ボトル）を飲みました。

お店自慢のミートボール（430バーツ）との相性も抜群でした。いつまででも飲んでいられるワインです（笑）。

以上、エカマイにオープンしたピッツェリア・Pizzeria Mazzieをご紹介しました。初めて訪れたPizzeria Mazzieはお酒とピザを楽しむ大人のためのピッツェリアという印象でしたが、かといって堅苦しい雰囲気が皆無なのが良いなと思いました。カウンター席に座り、オーナーさんとの会話を楽しみながら1人で食事している欧米人もいましたよ。

ドリンク・フードとも全般的に単価は安くはないですが、食材に加工品や冷凍食品を一切使わない、調味料も未精製塩、無濾過オリーブオイルを使うなど、こだわりを持って営業している店であることを考えると妥当な価格設定だと私は思いました。小さなお店なので事前予約は必須です。私も次回は予約していきます（今回入店まで1時間近く待ちました笑）。