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【タイの治安について】バンコクでひったくりに遭った話

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タイに住んでみて良かったことは本当にたくさんあるのですが、タイでの生活、もちろん良いことばかりではありませんでした。今回は治安について自分が実際に経験したことを書いてみます。

 

Contents

バンコクの治安って?私の印象

当記事は、2016年に姉妹ブログ(閉鎖済)に公開した記事を加筆修正したものです。

バンコク都心部の治安、私は比較的良いほうだと感じて生活していました。ひったくりとかスリといった軽犯罪は少なくありませんが、気をつけて生活していればめったに危険な目に遭うことはないかなと。

 

ただ、私の周りのタイ人の様子を見ていると、通りを歩くときは荷物に手をかける、女性は夜間は1人でタクシーに乗らない、子どもだけで外出させない等といったことは、習慣として皆さん日頃から徹底しているようでした。子どもの学校の保護者間でもひったくりの瞬間をとらえた映像等と合わせ、注意喚起のLINEメッセージが回ってきたりしていましたし、日頃から防犯意識を高くもって生活している人が多い印象でした。

 

 

バンコクでひったくりに遭いました

私自身が過去に経験したことでいうと、実は1度、シーロム・ソイ3(通称:ソイ・ピパット)でひったくりに遭っています。そんなわけで防犯について偉そうなことを言える立場にはないのですが、体験談として当時の状況を記録に残しておきます。

 

ひったくりに遭った状況

ひったくりに遭った際は以下のような状況でした。

  • 平日の午後7時ごろ。周囲はまだ暗くありませんでした。
  • 普段は車が渋滞していることの多い通りがその日・その時間帯にかぎっては閑散としていた。
  • 普段は車道側に持たないトートバッグを車道側に持ち替えた一瞬を狙われた。
  • 子どもと一緒に手をつないで歩いており、子どもの話を聞いていて周囲に気を配っていなかった。
  • 自宅のすぐ近所で気を抜いていた。

 

普段外を歩くときは比較的周囲に気をつけて歩いていたのですが、この時は子どもが一緒とあって子どもに気をとられていました、完全に。そこを後ろからやられた感じです。

 

犯人はバイクに乗った男性二人組だったのですが、どう見てもまだ10代の少年たち・・。取られた!と思った瞬間に「カモーイ(泥棒)!」と叫びながら走って追いかけたのですが、まあ追いつきませんよね。その際に盗られたバッグの中にはスマホと自宅の鍵が入っていたので、コンドに戻っても自分の部屋には入れないし、夫に電話しようにも電話できないという状況。とても焦りました。

 

その後、コンドの夜勤スタッフに事情を説明、最寄りの警察署に行き被害届を出しました。バンコクの街頭には至るところに監視カメラが設置してありますが、正直なところ、このカメラはちゃんと動いてんの~?とそれまで半信半疑だったんですね。ところがちゃんと動いていたようで、警察が街頭に設置された防犯カメラを追跡してくれたことにより、犯人のその後の足取りが判明。署から自宅に戻った1時間後くらいには財布本体と自宅の鍵が近所で発見されたんです。防犯カメラが無ければおそらく見つからなかったでしょうね。

 

 

犯人は捕まらず

見つかった財布と鍵は事情聴取を担当した警察官の方が自宅まで届けてくれました(なんと優しい)。警察の方曰く、ひったくりに遭ったものが戻ってくることはほとんどないらしく、あなたは相当ラッキーですよということでした。

 

ちなみに盗まれた品物ですが、戻ってきた財布本体と鍵以外はこんな感じ。

  • 財布に入っていた現金は小銭まで全て盗られました
  • クレジットカードとキャッシュカードは手つかずのまま
  • スマホ、トートバッグは行方不明

 

警察の方の話だと、財布本体と自宅の鍵が入ったケースは犯行現場近くのガソリンスタンドのゴミ箱に入っていたそうです。それも乱暴に投げ入れたという感じではなく、気づかれるように置いてあったということなので、クレジットカードなど手間取るもの・足がつきやすいものと家の鍵は返してやろうと思ったのかもしれませんね。

 

 

後日談

ひったくりに遭った直後、警察へ行く前にタイと日本の銀行・クレジットカード会社全てに電話をし、事情を話して使用を中止してもらったのですが、これがまあ後々大変でした。タイの銀行は電話ですぐに使用中止にしてくれて、発見後の使用再開も電話一本で済んだのですが、日本の金融機関は止めるのも再開するのも大変で。デビットカードなどは帰国して発行元の支店に出向かないと再開出来ない等、色々と厄介です。後々面倒なので不要なもの、使わないものは普段から持ち歩かないのが一番ですね。

 

私の場合は盗まれたものも少額で済みましたし、子どもも私も怪我が無かったのが不幸中の幸いでした。私は犯人をとっさに追いかけてしまいましたが、相手が凶器を持っている場合もあるわけで。。。被害に遭わないことが一番ですが、もし被害に遭ってしまった場合は「追いかけない・抵抗しない」が絶対大事だなと痛感、反省した次第です。

 

ちなみにその後もチョンノンシーエリアではひったくりが時折発生しているようで。最近もアメリカ人の男性がバイクに乗った2人組に背後からバッグをひったくられたそうです(記事公開時)。もう本当に自衛するしかないなという感じです。

 

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