新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で収入が減ったり失業してしまった人たちに対し、タイではさまざまな支援の輪が広がっています。そこで、在住外国人でも気軽に参加できる支援活動を簡単にまとめてみました。
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Dinner from the Sky
Dinner from the Skyはバンコクのスラムに住む人たちに対し、食料品や衛生用品の寄付を行っている団体。最近もBTSナーナー駅そばやスクンビット・ソイ36でフードドネーションを行っており、在住外国人の生活圏に近い場所で精力的に活動している印象です。
この団体にはあのRichard Barrowさんの友人が関わっているそうで、私も彼のツイートでこの団体の存在を知りました。
If you’re looking to help people in need, can I suggest my friend’s Dinner from the Sky (https://t.co/4npCOKgKvr)project:
😊 Khlong Toei Slums https://t.co/tywRCOftvN
😊 Homeless in Hua Lamphong https://t.co/xukt7H2CNQ #COVID19 #Thailand pic.twitter.com/S7NmtagXem— Richard Barrow in Thailand 🇹🇭🇬🇧 (@RichardBarrow) April 15, 2020
Dinner from the Skyの配布活動等に直接参加することはできないようですが、配布する品物の購入費用の一部を寄付という形で支援することが可能です。寄付は以下サイトで募っています(サイトを開くと寄付した人たちの名前がずらっと表示されますが、匿名での寄付ももちろん可能です)。
Mercy Centre
Mercy Centreは、クロントゥーイ・スラムに住む子どもたちの支援に長年取り組んでいる団体。バンコクで開催されているインターナショナルフェア「HOPE FAIR」の支援先のひとつでもあります。
以下の朝日新聞記事(2020年4月13日)、Bangkok Post紙の記事(2020年5月10日付)が詳しいですが、コロナウイルス感染症の流行はクロントゥーイ・スラムを直撃している模様。子どもがいる場合は、学校の授業料支払いに窮している家庭も少なくないようです。
もし、クロントゥーイの子どもたちを支援したいという場合は、Mercy Centreを支援先のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。以下URLよりPayPal、銀行振込、クレジットカードにて寄付が可能となっています。
クロントゥーイ発のアクセサリーブランドも商品購入による支援、寄付を募っています。
Sharing Happiness Cupboard
今、タイ各地で参加者が増えているのが「Sharing Happiness Cupboard(ตู้ปันสุข)」という、食器棚に食べ物や日用品を寄付する活動。とあるボランティア団体に所属する男性の発案で、バンコク4か所とラヨーン1か所に食器棚が設置されたところ話題となり、模倣して食器棚を設置する動きがタイ全土で広がっています。
私も先日寄付してみたのですが、事前に問い合わせをしたり個人情報を登録したりといった必要はなく、品物を棚に置いてくるだけでOKなのが気楽でよかったです。寄付を受け取る人たちも必要なものを必要なだけ勝手に持っていけるというシステムとなっていて、すごく合理的な支援アイディアだと思います。
食器棚、今後も各地にどんどん増えていきそうな気がします。棚の設置場所は以下のMAPにまとめられていて便利ですよ~。
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