先日、トンロー・ソイ20(エカマイ・ソイ21)にあるイタリア料理店「La Tana」に初めて食事に行きました。東京に住む夫の友人(タイ通で食通)からおすすめしてもらったお店だったのですが、噂通りに素晴らしいお店でした!

隠れ家という店名がぴったり

La Tanaは屋内にテーブル2つ、屋外にテーブル1つがあるのみの小さなレストランです。こじんまりとしていて、イタリア語で「隠れ家」を意味する店名がぴったりなお店でした。
上写真に写っているアコーディオンカーテンの奥がすぐ厨房で、シェフが調理と接客の両方を自ら行います。シェフのお宅にお邪魔して食事をご馳走になっているような感覚になるから不思議。
オーダーもシェフ自らが取りに来てくれます。お話好きな方で、メニューの説明も丁寧にしてくださいました。

iPadのメニューも用意されています。これは日本人的には助かりますよね。

調理も接客もシェフが自らやるというスタイルは、シェフがこのお店をオープンしたときからのモットーなのだそうです。Zanottiグループ等、これまで大きなお店で働いてきたシェフが行き着いたのは「自分で全てを管理できる店」。厨房に調理補助のスタッフを置いてはいるものの、基本的には自分で全部やるスタイルを貫いています。
日本人から支持される店
平日は夜のみの営業で、土日のみ、ランチから通しで営業されています。この日はランチタイムにお店に伺い、パスタ2品とピザ1品を注文しました。
トリュフとポルチーニのタリアテッレ(390B)
手打ちのタリアテッレと濃厚なソースが絡んで絶品だったこちらのパスタ。タイに来てから食べたパスタでは一番の味!あまりに美味しすぎて無言で食べ続けてしまいました。。。

カルボナーラ(320B)
息子セレクト。

Napoli(290B)
トマトソースの独特な甘さが新鮮だったピザ。もったりした甘さではなく、トマト本来の優しい甘さで美味しかったです。

デザートはシェフおすすめのパンナコッタ(190B)とティラミス(240B)を。デザートも2品とも絶品でした。


このお店の味は日本人ウケする味だろうな~と思い、シェフに客層について聞いてみると、客の4割が日本人とのこと!予想通りでした。ちなみにオープン時に女性向けフリーペーパー「バンコクマダム」に広告を出して以降は特に宣伝らしい宣伝はしていないそうで、私のようにクチコミで訪れる人がきっと多いんだろうなと。素材の味を生かしたシンプルな調理を行うイタリア料理と日本料理と通ずるものが多いから、イタリア料理を好む日本人が多いのは普通なことだよ、とシェフはおっしゃっていましたが。
なお、この日は希少なハムに加え、食後のリモンチェッロまでサービスして頂き、恐縮・・。料理が美味しいだけでなく、シェフのこのお人柄の良さも、多くの日本人がこのお店に惹かれる理由なんだろうなと感じました。


次回は夜、食べることが大好きな友人と一緒に再訪したいなと思っています。夜は予約必須だそうですよ。また、近隣エリアへのデリバリーも可能ということなので、ご興味のある方はお問い合わせなさってみてください。メニューの写真は下記で確認できます。
http://latanabangkok.site/menu/
お店情報

La Tana
https://www.facebook.com/latanabangkok/
住所:75 Ekkamai 21 Alley, Khlong Tan, Watthana, Bangkok
TEL:(66)92-490-5357
営業時間:16:00~22:30(月~金)、10:30~22:30(土・日)
アクセス:エカマイ駅もしくはトンロー駅(BTS)から車で10~20分程度
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