今年(2017年)もバンコクではさまざまな食が話題になりました。そんな数ある流行グルメのなかで、私が「是非とも年内に食べておきたかったな～」と思っていたのが台湾式卵ケーキ。
行列するのが嫌で、今年は食べずじまいで終わることを覚悟していたのですが、先日たまたまサイアムパラゴンの催事場で卵ケーキに遭遇。年の暮れにようやく卵ケーキを食べることができた！というミーハー・リポートを今回はお送りします。
台湾式卵ケーキとは
数年前から台湾で流行中の台湾式卵ケーキ「現烤蛋糕」。材料は卵、牛乳、小麦粉と、いたってシンプル。食べたことがない方もなんとなく味の想像がつきますよね(笑)。どこか懐かしくて優しい味わい、そして客の目の前で焼いたケーキをホカホカの状態で販売する、というスタイルがウケているんだそうです。
本場の台湾では、淡水にある「源味本鋪」というお店がこのケーキで有名店として知られているほか、観光客に人気の士林夜市などでも同様の商品が販売されています。
https://www.originalcake.com.tw/japanese
食尚玩家採訪在#源味本鋪現烤蛋糕店
そんな人気の台湾グルメがなぜか数年遅れてタイに到着。タイでも行列店として話題になっているのを知り、ずっと気になっていたのでした。
FLUFF ‘S EGG CAKEの気になる味は
今回私が購入したのは「FLUFF ‘S EGG CAKE」というお店のもの。私が行きたいと願っている行列店とは別のお店でしたが、せっかくの機会なので購入してみることにしました。
https://www.facebook.com/FLUFFEGGCAKE/
販売されているのはオリジナル(200B／箱)とチーズ(300B／箱)の2種類。記事冒頭の写真でスタッフさんが箱詰めしているのが1箱分のカットなのですが、1箱で結構なボリュームがあります。
私が訪れた際は、お店の前に15人くらいの行列が出来ていましたが、奥のオーブンでどんどんケーキが焼き上がっている状態だったので、それほど待つ必要は無いだろうと判断し、苦手な行列に加わってみました(笑)。20分ほど並んで無事購入できましたが、普段は1時間並ぶこともあると言っていた人がいたので、私はラッキーだったのかもしれません。
写真は焼き上がったケーキが切り分けられるのをじっと待つ人々。並んでいる人たちの視線が終始ケーキに向けられており、なんだかおもしろかったです。食べたい！っていう皆の気持ちがビンビンに伝わってきましたよ。
また、列に並んでいると外野からもたくさん声をかけられまして。日本だと見知らぬ人に「なんで並んでんの？」「美味しいの？」って聞いたり聞かれる機会はあまり無いと思うのですが、タイ人はこういう時素直ですよね～。
今回、チーズ味が焼き上がっていないということで、オリジナルを購入したのですが、想像していた通りの優しい味でした。卵の味が思っていた以上に強めでしたが、余分なものはあまり入ってない感じで、老若男女問わず誰からも愛される味かなと思います。オリジナルを自分用に再度買うか？と言われると今回のように並んでまではいいかな、と思ってしまいますが、ちょっとした手土産には良いと思います。
なお、今回ご紹介したFLUFF ‘S EGG CAKEの実店舗は無いようで、サイアムパラゴンのフードコート階にある催事場に繰り返し出店している模様です。今回は2018年1月5日まで出店が予定されています。気になる方は是非トライしてみてくださいね。
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