記事公開:2021年3月9日 記事更新:2022年2月12日
海外旅行先で中途半端に余りがちな外貨。特に硬貨は両替ができないため、手元にそのまま貯まりがちですよね。頻繁に行く国の硬貨ならまだしも、今後しばらく行く予定のない国の硬貨だとどうすることもできません。
ところが、私が日本を離れているあいだに便利なサービスが登場、現在は硬貨も簡単に両替できるようになったことを最近になって知りました。自宅にまとまった量の外貨がちょうどあったので、このサービスを使って早速両替を試みてみました~。
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外貨を電子マネーに簡単両替
私が今回利用したのは「Pocket Change(ポケットチェンジ)」という外貨両替サービス。空港や商業施設内に設置されている交換機に外貨を投入すると、自動で好みの電子マネーに交換してくれるというものなんです。
2021年3月現在、Pocket Changeは以下の10通貨に対応。このうち、米ドル・ユーロ・韓国ウォン・中国元・日本円については冒頭に書いた通り、硬貨も受けつけてもらえます(タイバーツも硬貨を受けつけてもらえると良かったんですけどね・・今後に期待しましょう!)。
お札&コインともに対応
米ドル・ユーロ・中国元・韓国ウォン・日本円
お札のみ対応
香港ドル・タイバーツ・台湾ドル・シンガポールドル・ベトナムドン
また、外貨の交換先についてはSuicaやPASMOなどの交通系電子マネーのほか、楽天Edy、nanaco、Amazonギフト券などから好みのものを選ぶことができます。こちらは日本だけでなく海外の電子マネーにも対応。日本円を海外の電子マネーに交換することも可能となっています。
Pocket Changeの使い方
Pocket Changeの使い方は簡単。事前の登録は一切必要ありません。
交換機の前に立ったらまずは交換先の選択からスタート。私はPASMOを選択しました。
次にチャージ上限金額などの注意書きが表示されるので、記載内容に問題がなければ「確定」を押します。
あとは指示に従って外貨を投入口に投入していくだけです。
紙幣は1枚ずつ投入してくださいとありましたが、硬貨については数枚程度ならまとめて投入してしまっても問題ありませんでした。国別に分けて投入する必要もなく、どさっとまとめて投入してOKです。
交換対応していない外貨や、汚れや歪みなどで読み取れなかった硬貨がある場合は画面にメッセージが都度表示されるので、返却するか寄付するかを選択しましょう。投入した外貨のすべての読み取りが完了すると、チャージ可能な金額(両替額)が表示されるので問題なければ「確定」を押します。
画面指示に従って、交換機下部にあるチャージ用のパネルの上にPASMOをかざせば瞬時にチャージ終了!レシートを受け取って外貨両替が完了しました。使うあてのなかった外貨を3,000円ちょっと、普段よく使うPASMOにチャージできたので私としては万々歳です。
外貨交換機の設置場所
Pocket Changeは主要国際空港のほか、百貨店やイトーヨーカドー、HISの一部店舗などに設置されています。空港に設置されている一部交換機は24時間対応しているものもあるようなので何かと便利だと思います。
私は今回、松屋銀座3階「外国人顧客サービスカウンター」内に設置されている交換機を利用したのですが、買い物ついでに両替を済ますことができて便利でしたよ~。
2022/2/12追記 日本円硬貨の取扱は終了
Pocket Changeが日本円硬貨の取扱を終了したそうなので追記しておきます。今後は日本円硬貨の投入は不可、紙幣については引き続き利用が可能ということです。
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