【バンコク・生活情報】タイでの家探し、私はこんな方法で探しました

バンコクに住んでいた間に引っ越しを数回経験した我が家。これまでの家探しの変遷を今回は振り返ってみます。

日本だと賃貸物件を借りたいとなれば、住みたい街の不動産会社にまずは足を運ぶのが一般的ですが、タイでは不動産会社に仲介を依頼する以外にもさまざまな方法で家を探すことができます。

不動産会社に仲介を依頼する

まずは日本でもおなじみの不動産会社に仲介をお願いする方法。私もお世話になったことがありますが、家探しに手間や時間をあまりかけたくない場合はこの方法がおそらく一番良いかと。予算や立地の希望条件を伝えれば、条件に近い物件を複数ピックアップして案内してくれるので楽ちんです。特に日系不動産会社の場合は日本語でやりとりできるのが何といっても助かりますよね。

ちなみに、我が家がタイに渡った2011年当時は日系不動産会社が扱う物件の家賃相場が現在より高く、会社からの家賃補助がないと言うと相手にしてもらえないことも少なくなかったのですが、そんななかとても親身に相談に乗ってくれたのがシグネットホームさんでした。一軒目二軒目の物件はシグネットホームさんにお世話になりましたが、良くしてもらった記憶しかなく、今でも感謝の気持ちしかありません。

自力で家を探してみる

日系不動産会社の仲介は前述の通り便利なのですが、取り扱いエリアがどうしても限られてしまうんですよね～。我が家の場合、子どもの転校に伴ってスクンビットの外で家を探す必要が生じたため、自力での家探しに挑戦することになりました。

コミュニティサイトやSNSで探す

自力での部屋探しでまず参考にしたのがCraigslistなどのコミュニティサイト。こういったサイトには個人で掲載している物件、不動産会社が掲載している物件の両方が載っています。気になる物件があればどんどん連絡して見学に行きました。

また、当時は参考にしませんでしたが、今ならFacebookの不動産関連コミュニティも参考になるかもしれません。こういったコミュニティでは「○○エリアで2LDKの部屋求む！」といった呼びかけをして物件情報を自ら集めることも可能です。日本語の不動産情報ではあまり見かけないような素敵物件が出ていることもあるので、掲載情報を眺めているだけでも楽しいですよ～。

タイ人の友人知人の協力を仰ぐ

他人をお世話することに喜びを感じる人がタイには多い気がするのですが、家探しについてもタイ人の友人たちが親身になって協力してくれました。何気なく「家を探してるんだよね～」という話をしたら色んな情報が勝手に集まってくるタイは凄い！

不動産の仲介をやっている親族を紹介してくれたり、自分が住んでいる物件の空き部屋を紹介してくれたり、はたまた親の持ち物件に格安で住まないか？と驚くような提案があったり・・。タイ人の友人には感謝してもしきれないです。

地道に足で探す

この方法は時間がかかって仕方ないんですけど、実は私たちが一番力を入れてやったのがこれ。暇さえあれば引越し希望エリアに足を運び、外観で気になった物件をアポなし訪問するというものです。なかには予約をして日をあらためないと部屋を見せられませんとか、タイの不動産会社に仲介を依頼するように言われる場合もありましたが、突然の訪問でも結構な確率で空き部屋を見せてもらうことができました。

また、管理事務所の様子やスタッフの対応を自分の目で確認できる点でもこの方法はおすすめ。管理事務所に書類や荷物が山積みになってるような物件や、外国人に対するスタッフの対応があまりに不親切な感じだと、住み始めてから色々大丈夫かな？って私は思ってしまうんですよね。

この「地道に足で探す」方法で見つけたコンドは管理事務所スタッフやオーナーさんの人柄が素晴らしかったのに加え、住民も温かい人が多く、住んでよかったな～と今でも時々恋しく思うほど（20軒近くのコンドを回った甲斐がありました）。仲介業者が居ないぶん、住み始めてからのトラブル等には自分で対応しなくてはいけないですが、我が家の場合は良いオーナーさんに当たったため、その後も困り事は一切なかったです。タイでの家探しは良いオーナーさんに出会えるかどうかが結構大事なポイントなのかな、と思いますね。

以上、バンコクでの家探し体験をまとめてみました。バンコクのコンドミニアムは家具や電化製品が揃っていることも多く、日本に比べると気軽に引越しできるのも魅力ですよね。また、同じコンドでもオーナーさんによって部屋のインテリアの趣味が全然違ったりするのも面白かったな～と今となっては懐かしく思います。

これからバンコクで家を探す皆さんが、納得のいく素敵な物件に出会えますように！

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