ここ数年「ドライアイ」の症状に悩まされている私。長年コンタクトレンズを使用してきたことに加え、タイでエアコンの風に年中当たることも影響しているのか、ドライアイの症状が日本に居た時よりも気になるようになってしまいました。
今回は「タイで出来るドライアイ対策」と題して、タイに住んでいたときに日常的にやっていたドライアイ対策を振り返ってみます。
冷房を多用するタイの生活はドライアイの大敵だった
涙の分泌量が減ったり、涙の質が低下することにより、目の表面を潤す力が低下してしまう「ドライアイ」。
ドライアイの要因にはさまざまなものが挙げられますが、エアコンが効きすぎた場所や送風が直撃するところで長時間過ごすことで、目の乾きが促進されてしまうことも症状悪化の原因と考えられているのだとか。タイで生活しているとエアコンが効いた室内で過ごすことがどうしても多くなってしまいますよね。エアコンと聞くと身体の冷えを一番に心配しがちですが、ドライアイ持ちの場合は目についても注意が必要なのだそうです。
タイでやっていたドライアイ対策
慢性疾患のドライアイ。完治が難しく、症状をコントロールしながら付き合っていかなくてはいけないということで、私は以下のようなことを日常的にやっていました。
目薬を使う
日本では下写真のようなドライアイ用の高機能目薬が多数販売されていますが、タイでもドライアイに特化した目薬が市販されています。
私がよく使っていたのはアルコンの「Tears Naturale Free Lubricant Eye Drops」とTRB Chemedica Internationalの「vislube」の二品。いずれも防腐剤の入っていない使い切りタイプの目薬です。私は症状が悪化するとスクンビット病院の眼科でいつも診てもらっていたのですが、vislubeはそちらでも処方されたことがあります。
なお、市販の目薬を買う際に薬剤師さんから英語やタイ語で説明を聞くのが不安という場合は、日本語対応薬局の「ブレズ薬局」さんが便利だと思います。ドライアイと伝えれば色々と相談に乗ってくれますし、以前利用した際には店頭に日本製のドライアイ用目薬も置いてありました。日本語で薬の説明を聞くことができるのはやはり安心感が違います。
また、海外通販に抵抗がないのであれば、アメリカの通販サイト「iHerb」で目薬を購入するのも手。到着まで少し時間がかかるのが難点ですが、高品質な目薬をリーズナブルな価格で購入することができます。
目を温める
まぶたの縁には「マイボーム腺」というものがあり、皮脂を分泌することで通常は涙の蒸発を防いでくれているのだそうですが、加齢によってマイボーム腺は詰まりやすくなってしまうそうなんです。目を10分程度温めるとマイボーム腺の詰まりが軽減され、ドライアイの症状が少しは楽になるという説を聞いて以来、PC作業の合間には意識的に目を温めるようにしています。
日本で市販されている使い捨てのホットアイマスクを使うのも良いと思いますが、タイには繰り返し使用できるホットアイピローがたくさん売られています。私は「GAYA」というところのアイピローを使っていましたが、温めるとハーブの良い香りがするのでとても気に入っていました。
私はこの商品を年2回開催される「スタイルフェア(旧ギフトフェア)」で見つけてきたのですが、巷でも似たような商品が売られているのを見かけます。使い捨てタイプより経済的だし、ひとつあると便利ですよ~。
サプリメントを摂る
目薬をさす、目を温めることの他に地味に続けていたのがサプリの摂取。前述のiHerbでいつも購入していたのですが、新型コロナウイルス感染が拡大し始めてからは個人輸入をいったんストップ。タイの薬局でおすすめしてもらった「LUTEINA」というサプリを飲んでいました。
このサプリによって劇的にドライアイが改善されたという実感はありませんでしたが、価格が1瓶100バーツ台とお手頃なのでお守り的に飲んでいた感じです。詳細は別記事に載せていますのでよかったらチェックしてみてください。記事にも書いてますが、販売場所によって価格に開きがあるので数か所で価格を見比べてみてくださいね。
まとめ
以上、タイで私が実践していたドライアイ対策についてまとめてみました。一説によれば、ドライアイは日本人の6人に1人が悩まされている症状なのだとか。今すぐ視力が低下する等といった病気ではないですが、じみ~に辛い慢性病なんですよね・・。劇的に改善される治療薬や治療方法が早く出来ないもんかしら?と願うばかりです。
ちなみに、ドライアイだと思い込んでいたら実は違う病気だったなんてことも稀にあるようです。目に違和感を覚えたら、出来るだけ早期に眼科を受診するのが大事ですね。
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