先日記事を公開した「ザ・ペニンシュラ東京」同様少し前の話になりますが、東京都墨田区にある「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」に先日宿泊する機会があったので、複数回に分けて宿泊記をお送りします。
ここはタイに居た頃から泊まりに行きたいな~と狙っていたホテルだったんですが、思っていた以上に素敵な場所でした。客室デザイン、朝食のクオリティ、接客どれをとっても期待以上の内容で、日本に居るあいだに是非再訪したいと思っています。
KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELSとは
2020年3月末に墨田区本所2丁目にオープンしたKAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS。アート作品の収蔵庫と宿泊施設を融合させたユニークなホテルとして、オープン以来各所で話題となっているホテルです。
ちなみにこちらのホテル、1966年に建てられた倉庫ビルを改装しているため、外観は全くホテルっぽくありません。「えっここがホテルなの?」って戸惑ってしまったほど。
気になるロケーションは最寄り駅の都営浅草線浅草駅や本所吾妻橋駅からは歩いて10分弱と少し距離があります。が、そのぶんホテル周辺は静かで落ち着いた環境となっているかなと。また、観光名所の東京スカイツリーや浅草寺へはそれぞれ徒歩15分程度でアクセスできるので、下町観光の拠点としても使えるホテルだと思います。
エントランスを入ると左右に早速アートの展示が。一般的なホテルのロビーとは異なる風景に否応なくテンションが上がります。
チェックイン
KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELSのチェックインは1階のフロントデスクで行います。コロナ禍ということでチェックイン時には全員の検温と手消毒のほか、体調確認シートの記載も求められ、しっかりしたコロナ対策をされているなあという印象を受けました。
アートホテルだけあって、フロントデスク周りもとてもおしゃれ。アート作品がさりげなく置かれていたりします。
また、フロント脇にはお土産コーナーもあります。商品数は多くないですが、まるでミュージアムショップのような品揃えでユニークなものが多々ありました。
ちなみにKAIKA 東京 by THE SHARE HOTELSのチェックインタイムは15時、チェックアウトタイムは10時となっています。チェックアウト時はフロントが普通混み合いがちなものですが、こちらのホテルではルームキーを専用キーボックスに投函するだけでチェックアウトが完了するのが良かったです。コロナ禍の現在は特にありがたく感じられたシステムでした。
LOFT 4に宿泊
夫婦+中学生の息子の3人で宿泊するということで、今回私たちが予約したのはツインベッドとロフト上部にフロアベッドが2台ある洋室「LOFT4」。広さ24㎡ということで狭く感じるんだろうなと覚悟していたのですが、もともと倉庫だった建物をホテルに改装しただけあって天井が高く造られてるんですよね~。巧みな空間設計も合わさって、3人で滞在しても狭さは全く気になりませんでした。
ロフトに息子大興奮。子どもって狭いところが好きですよね・・。
客室内の設備・備品については最小限ながら、必要なものはしっかり揃っている印象。
壁掛けテレビは「Netflix」に対応。ホテルのアカウントを使って好きな作品を視聴することができました。
加湿空気清浄機やエアサーキュレーターも完備。ホテルの部屋って乾燥しがちなので加湿機能を使えるのはありがたかったです。
また、客室内にクローゼットスペースはありませんでしたが、ウォールハンガーでバッグやアウター類を壁掛けできるようになっています。部屋を狭く感じないのはこういう工夫も効いてるからなんだろうなと。
良い香りがする衣類用消臭スプレーも用意されていて、なんというか気が利いてます。
つづいて水回りスペースですが、こちらも期待以上の設備が整っていました。このくらいの広さの客室であればバスルームは洗い場なしでも仕方ないなと思っていたのですが、広めの洗い場付きでびっくり。バスタブも十分な大きさでした。
トイレも個室仕様のウォシュレットつき。
アメニティはさすがに必要最小限な感じでしたが、ラグジュアリーさを求めて宿泊するホテルではないし、個人的にはこれで十分かなと。また、洗面スペースは狭いですが、使い勝手が悪いという感じは全くなかったです。
以上、KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELSの宿泊記第一弾お送りしました。無駄を省いたミニマルかつモダンな客室デザインは外国人観光客にも受けそうな感じ。コロナ禍に開業したため、現時点で外国人が宿泊することはほとんどないそうですが、観光再開のあかつきには外国人にもきっと人気が出るんじゃないかな~と感じました。
つづく記事ではホテル内にあるアート作品の収蔵スペース、宿泊者専用ラウンジ、満足度の高かった朝食について書いています。
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