【閉店】チェンマイ発のベジタリアンレストラン！エカマイ「クンチューン」

記事公開：2018年08月09日　記事更新：2020年06月19日

※当記事で紹介したKhun Churnエカマイ店は2020年3月末をもって閉店しました。セントラルエンバシー・Eathai店、セントラルワールド店は現在も営業中です。

BTSエカマイ駅そばにあるレストラン「Khun Churn（クン・チューン）」を紹介します。この店は一見すると普通のタイ料理店なのですが、実は調理に肉や魚を一切使用しないという本気のベジタリアンレストランなんです。

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チェンマイ発のベジタリアンレストラン

Khun Churnエカマイ店はBTSエカマイ駅直結のビル「Bangkok Mediplex」G階にあります。

20年ほど前にチェンマイで創業後、バンコクに進出してきたというこちらの店。チェンマイの店舗は残念ながら閉店済みということですが、バンコクでは現在も数店舗が営業しています。在住日本人にお馴染みのセントラルエンバシーのフードコート「Eathai」にも出店を果たしていますよ～。

メニューを開くとたくさんの料理写真が掲載されていますが、これら全てがベジタリアン仕様！奇をてらったメニューはなく、日本人にもお馴染みの定番タイ料理メニューばかりが並びます。通常であれば肉や魚介類を使うところを、キノコ類や豆腐、大豆製品に置き換えているということです。

食べ応え満点のカオソーイ

この日はカオソーイ（125バーツ）を注文してみました。チェンマイ発のお店ということで、美味しいカオソーイを期待しての注文です。

通常のカオソーイには鶏肉や牛肉が具材として載ってきますが、ここの場合は肉の代わりに小さな厚揚げボールがたくさん載ってきました。肉無しだとやはりどこか物足りないんだろうなと思ったのですが、これがですね、かなりの食べ応えがあったんです。スープ自体の味付けがしっかりされているので、カオソーイの特徴といえるスープのコクも深みも十二分に味わえましたし、肉が載っていないことは最後まで全く気にならなかったほど。

また、この日食べた春巻（125バーツ）やオースワン（145バーツ）も肉や牡蠣が入っていないことはあまり気にならなかったですね。春巻にいたっては、食材に無頓着な人が食べたら肉が入っていないことに全く気づかないんじゃないかと思えるくらい。普通に美味しいという表現は変ですが、普段食べているものとの違いはさほど気にならず、とても美味しく頂きました。

タイ料理のお供には写真のジュースカクテルがおすすめ。1杯85～105バーツと手頃な価格です。

また、この日、周りの席で食事していたタイ人ほぼ全員が食後にアイスクリームを注文していたので、私もつられて注文してしまいました。こちらのアイスクリームは全種類、牛乳・卵ともに不使用とのこと。タイで暮らし始めて大分経ちましたが、乳・卵不使用のアイスクリームをタイで食べたのはおそらくこれが初だったと思います。

アイスクリームはダークチョコレートとバニラ×アボカドの2種を注文してみたのですが、味に引っ掛かりがないものの、最後まで美味しく頂きました。普段食べているアイスクリームと比較してしまうと物足りなさは否めませんが、これはこれで有りかな～と私は感じましたよ。

以上、普段は肉食派の私による、ベジタリアンレストラン「Khun Churn」の紹介でした。Khun Churnでは、チェンマイにある自社の田んぼで獲れたお米を使用するなど原材料全般に気をつかっているほか、調理には化学調味料も一切使用していません。今回食べた料理は素材の良さ、丁寧に調理をしているんだなということがしっかり伝わってきたものばかりでしたし、食後も胃もたれが無く、身体に優しい料理を食べたんだなあと実感することができました。

そんなわけで個人的にはおすすめできる店なのですが、すごく手頃な価格のレストランというわけではないし、菜食主義の方、ヘルシーな食事をしたいというニーズのある方以外には正直おすすめしづらい店でもあります。ただ、私のように普段は好き勝手に食べたいものを食べている人でもたまに軽めの食事をしたいということもありますよね？そんなときに、Khun Churnって店がエカマイにあったなあと思い出していただけたら幸いです。