2018年の大みそかに食事をした、シェムリアップのイタリア料理店「ラ・ブルスケッタ(La Bruschetta)」をご紹介します。事前情報を持たず、自分たちの勘だけを頼りにふらっと入店した店だったのですが結果は大当たり。2018年最後の夕食をこの店で楽しむことができて良かったと心から思えた店でした。食べることが好きな方に是非訪れていただきたい一軒です。
Contents
繁華街にたたずむ隠れ家レストラン
シェムリアップいちの繁華街、パブ・ストリートからほど近い場所で営業するラ・ブルスケッタ。大賑わいのパブ・ストリートとは対照的に、この店はまさかの先客ゼロ・・。大みそかの夜なのに大丈夫かな?と少々不安になりましたが、直感を信じて入店してみました。
イタリアのおふくろの味を提供
出迎えてくれたのはイタリア出身の男性オーナー。「初めてだよね?」と私たちに確認したうえで、店について詳しく紹介してくれました。最初に彼から言われたのが「パスタやピザだけがイタリア料理ではない」ということ。私たちは日頃「イタリア料理」と呼んでついついひと括りにしてしまいがちですが、イタリアの各地方にはそれぞれの郷土料理が存在し、各料理ごとに際立った特色があるのだそうです(日本だってそうですよね)。
この店では南イタリアの田舎町で食べられているような「おふくろの味」を小皿で提供しているとのこと。「イタリアン・タパス」だと思ってもらえればよいかも、という話でした。タパスということはお酒に合うメニューが多そう!と期待値が上がります。
紙メニューのほか、黒板に手書きされたスペシャルメニューがあり、両方合わせると結構な品数があったのですが、なんと全てのメニューをオーナー自らが解説してくれたんです。材料から料理の特徴まで細かく説明してくれたので、写真が無くても料理のイメージをしっかりつかむことができたのがありがたかったです。話を聞いていると、オーナーの郷土料理愛、食への深い愛情が自然と伝わってきて、この店に入って良かったわ~と安心したのでした。
南イタリア料理にお酒がすすむ
今回は、オーナーのおすすめを中心に下記の品々を注文しました。写真2枚目の「コテキーノのレンズ豆添え」はイタリアの大みそかに食べられている特別な料理らしいですよ。日本の年越しそば的存在の料理だそうです。
田舎の家庭料理という言葉から、素朴な味つけを勝手に想像していたのですが、どの料理もシンプルながらも洗練された味わい(家庭料理に毛が生えたというのとは全然違います)。そしていずれの料理も塩気が強めなのでお酒がすすむすすむ(笑)。
デザートのティラミス(3USドル)も最高に美味しかったです。大満足。
この日は早めの時間に夕食をとったのですが(翌朝4時起きの予定だったのです)、私たちが食事を終えるタイミングで他のお客さんが続々と来店していました。入店時に先客ゼロだったのはおそらく時間帯のせいだったのだと思います。閑散時間帯に食事をした私たちは終始温かくもてなしてもらい、まるでオーナーさんの自宅に招かれたかのような気分で食事ができてラッキーでした!
ラ・ブルスケッタは、媒体やブログ等で全くといってよいほど紹介されていないのですが、Google MapやTrip Advisorのレビューに掲載されているクチコミ評価はほぼ5つ星のみ!このことからもこの店の素晴らしさがなんとなくわかって頂けるのではないかと思います。なお、Google Mapにはオーナーのお茶目な写真も載っています。よろしければリンク先をチェックしてみてくださいね。
お店情報
ラ・ブルスケッタ(La Bruschetta)
https://www.facebook.com/labruschettatapasbar/
住所: Street 7 number 247 svay dankum, Siem Reap, Cambodia
TEL:(+855)31-33-8703
営業時間:12:00-22:00(火-日)※月曜定休
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