海外滞在時に少しの時間のボランティアと引き換えに宿と食事を確保する「Workaway（ワークアウェイ）」という選択肢があるのをご存知でしょうか？最近、私の友人がこのWorkawayのホストとなり、いろいろな国の人と交流しているようでとても面白そうなんです。
Workawayとは？
イギリス人バックパッカー・David Milwardの旅先での経験をもとに生まれたインターネットサービス「Workaway」。旅人としてただ旅行をするだけではなく、滞在中に現地の人たちとより深く関わりたいと願うボランティアと、誰かからの助けを必要としている現地のホスト（個人・家庭・団体）が出会うためのマッチング・サービスを提供しています。
Workawayのサイトを見てみると、農場の手伝い、山中にある学校で英語を教えてほしい、一般家庭でのベビーシッターの依頼等、多種多様な依頼が掲載されています。2017年1月末現在で155か国・25,000アカウント以上のホストが登録しているので、仕事内容を選ばなければ、食事と宿泊代無料でいろいろな国に滞在できるというわけです。
そして旅行者的にさらに嬉しいのが、勤務時間の設定が比較的短時間の案件が多いという点！実際に私の友人がWorkaway利用者に依頼している仕事も平日1日4時間程度、スキル条件を満たしている人ならば負担が少ないボランティアとなっています。友人宅にはこれまで数人の方が滞在していますが、仕事以外の時間には観光を楽しんだり、現地の友だちと会ったり、自由な時間を皆さん満喫されているようですよ～。
Workawayの利用方法
Workawayの利用方法はとても簡単。行きたいエリア・国名、仕事の内容等のキーワードで検索をかけ、自分の希望に合うホストを簡単に探すことができます。ちなみに2017年1月末現在、国名「タイ」で検索をかけると224ホスト、「日本」だと112ホストが検索結果として出てきました。
各ホストのプロフィールページには写真を含む自己紹介、仕事の内容、ボランティアに求める条件などが記載されているほか、
・これまでに滞在したボランティアからのフィードバック
・Facebookの友達の数
・メッセージへの返答率や返答に要した平均時間
国籍や文化が異なる外国人のもとに滞在するということで不安に感じる人もいると思いますが、過去の評価を参考にしたり、事前のやり取りで、ある程度は変なホストを避けることができそうな印象です。
『自分の持つスキルや言語能力をだれかのために役立てつつ、お金をかけずに海外旅行する』。学生時代にこんなサービスがあることを知っていたら、私も絶対に利用していました。先日友人宅に滞在していた女性は50代の方だったので、私も子育てがひと段落したらWorkawayに挑戦するのも良いかも・・なんて本気で思っています。
海外旅行の滞在費を安くあげたい、通常の海外旅行とはひと味違った体験をしてみたいという人にはぴったりなWorkaway。お試し移住のような感じで、海外移住希望者にも実は使えるサービスかもしれません。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします！
