カンボジア滞在中に行きたいところ、やりたいことはたくさんあったのですが、現地で人気のコーヒーチェーン「Brown Coffee(ブラウンコーヒー)」に行くというのも楽しみにしていたことのひとつでした。
カンボジアでは近年、世界的コーヒーチェーンのスターバックス、タイのCafe Amazonなど、外資コーヒーチェーンのオープンが相次いでいるそうなのですが、そんななかでもBrown Coffeeはおしゃれな若者たちに絶大な人気を誇る店だと聞き、興味を惹かれたんです。
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Brown Coffeeとは
Brown Coffeeは2009年、当時まだ20代だった若者たちの手によって生まれたカンボジア発のコーヒーチェーン。オーストラリア、タイなどの国でそれぞれが海外生活を経験していた彼らは「カンボジアに新しいコーヒー文化を広めたい」という思いからカフェのオープンを決意。17万USドルを共同出資し、カフェ事業をスタートしたのだそうです。
コーヒーだけでなく、軽食やおしゃれな空間も合わせて楽しめる点が支持され、Brown Coffeeはその後店舗を急拡大。2019年1月現在、プノンペンに17店舗、シェムリアップに2店舗を構える巨大コーヒーチェーンへと成長を果たしました。
10人以下のスタッフで創業したBrown Coffeeは、現在数百人のスタッフを抱えるまでになったそうですが、スタッフを家族のように扱うというポリシーは創業時から変わらず。スタッフが大学に通い続けるための奨学金制度を自社で設けるなどしているそうです(ちなみにカンボジアの大学就学率は1%程度と言われています)。ホワイト企業ぶりが素晴らしいですね。
モダンな雰囲気のシェムリアップ2号店
今回私は、シェムリアップ市内に2018年4月にオープンしたTreeline店で食事をしてきました。元々はシェムリアップ1号店に行く予定だったのですが、トゥクトゥクのドライバーさんが「こっちのほうが新しいからキレイだよ、おすすめ!」と気を利かせて2号店に連れて行ってくれたのです笑。
ドライバーさんのおすすめ通り、2号店は新しいだけあってとてもきれい。Treeline Urban Resortという、こちらもオープンしたばかりのホテル1階部分で営業しています。
ガラス張りの店内からは、周りの緑を広く見渡すことができるようになっていて開放感たっぷり。
聞いていた噂通り、店内はカンボジア人の若者で大賑わい。こういうところを見ると、タイ・バンコクで目にする光景と何ら変わらない気がします。
豊富なメニュー
Brown Coffeeではレジカウンターで注文・支払いを最初に済ませます。レジ担当のスタッフはとてもフレンドリーで、外国人慣れしている印象でした。
ドリンクの価格はエスプレッソ1.85USドル、カプチーノ2.40USドル~、アメリカーノ2.20USドル~、といった感じ。自社焙煎するなど、こだわりを持って営業している店ということで妥当な価格だと思いますが、現地の物価を考えれば安くはないですね。
フードメニューは1品3~5ドルくらいの価格帯のものが中心。軽食からガッツリ系メニューまで、幅広いメニューが揃います。
ショーケースの中のケーキ類やパンも美味しそうなものばかり。食べてみたいなと思うものがいくつもありましたよ。
この日、観光の前に昼食をとりに立ち寄った私たちは下記の品々を注文しました。その後の予定が詰まっており、外でドライバーさんに待機してもらっての急ぎ足のランチだったのですが、食事が出てくるのがスムーズだったので大いに助かりましたよ。
パスタ2品はいずれも麺を茹で過ぎている感がありましたが、味は◎。ローカライズされた味つけではなく、日本人が一般的に思い浮かべる「カフェ飯」としては十分に満足のいく食事でした。味良し・サービス良し・雰囲気良しで、ローカル人気店なのが納得。プノンペンやシェムリアップに滞在中に、洋食を手軽に食べたいというときに使える店だと思いますよ。
店舗情報
Brown Coffee(ブラウンコーヒー)Treeline店
https://www.browncoffee.com.kh/
住所: Street 23 corner Street Achar Sva, Sala Kamroek, Siem Reap
TEL:(+855)70-556-651
営業時間:6:30~22:00
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