ソンクラン休暇の後半はバンコクから車で3時間強の場所にあるチャンタブリ―県に行ってきました。チャンタブリ―はカンボジアと国境を接しており、古くから「宝石の街」として知られる場所。フランスの統治を経たり、ベトナムからの移民を受け入れた歴史があるチャンタブリ―はさまざまな文化の影響を感じることができて、非常に面白い街でした。
今回はチャンタブリー旅行記の第一弾として、宿泊したホテル「Baan Luang Rajamaitri Historic Inn」を紹介します。
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Chantabun Riverside Communityに位置するホテル
今回私が宿泊したホテル「Baan Luang Rajamaitri Historic Inn」はChantabun Riverside Communityと呼ばれるオールドタウンの中にあります。地域の人々の暮らしを尊重しつつ、歴史的な建造物の保護と地域コミュニティの再生を目指しているというこのオールドタウン、タイ人の若者に今大変な人気を集めています。
車一台がようやく通れるほどの細い通りの両サイドには古い家屋がずらり。昔ながらの商店もあれば、古い建物を改築しておしゃれなカフェやバーとして営業している場所も。ホテル「Baan Luang Rajamaitri Historic Inn」も築150年以上の歴史ある家屋を使った、そんなリノベート物件のうちの一軒です。
オープンな雰囲気のホテルロビー
地元の名士として活躍したLuang Rajamaitri(Poom Poonsri)氏が所有していたというこちらの物件。親族からの物件の寄付を受けた後、地元の人々・チャンタブリ―を愛する人々からの寄付によって改装を行い、とても素敵なホテルに生まれ変わったのだそう。そんな経緯もあって、単純に宿泊施設というだけでなく、街の歴史を学ぶ場所としても機能しています。1階のロビー部分には宿泊者以外の方も出入りが許されており、展示されているアンティークなどを自由に見学することができるんですよ。
ホテルのフロントもオールドタウンの通りに面しており、なんとも開放的。
全部で12室しかない小さなホテルとあって、スタッフは少人数でのオペレーションなんだろうなという印象でしたが、フロントスタッフはとても親切で観光の相談にもたくさん乗ってくれました。フロントスタッフ曰く、宿泊者はタイ人が圧倒的に多いそうですが、欧米人、日本人、韓国人も多いそう。ちなみに私が滞在していた間は満室だったようですが、見かけたのはタイ人のお客さんばかりでしたね。
ウェルカムドリンクはチャンタブリ―名産の小ぶりなミカンを使ったジュース。さわやかな酸味が美味しいジュースでした。
続く宿泊記第2弾で客室や食事についてご紹介しています。よかったらこちらもチェックしてみてくださいね。
ホテル情報
Baan Luang Rajamaitri Historic Inn
http://www.baanluangrajamaitri.com/history-en/
252 Sukhaphiban Road, Watmai, Mueang Chanthaburi District, Chanthaburi
TEL:(+66)88-843-4516
アクセス:バンコク中心部から車で約3時間20分
駐車場:あり