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【カンチャナブリ・観光】泰緬鉄道博物館と連合国軍共同墓地

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今回のカンチャナブリ滞在中にどうしても行っておきたかった場所があります。「泰緬鉄道博物館」と「連合国軍共同墓地」です。

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連合国軍捕虜たちの過酷な状況に思いを馳せる

カンチャナブリの観光名所「クウェー川鉄橋」から車で5分ほどの場所にある泰緬鉄道博物館には、第二次世界大戦中に日本軍が建設した泰緬鉄道の建設工程、工事に携わった連合国軍捕虜の生活ぶりなどに関する資料が展示されています。

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タイとビルマ(現在のミャンマー)を結んでいたこの鉄道、私たち日本人は「泰緬鉄道」と呼んでいますが、英語では”Death Railway”と呼ばれています。建設の過程で大量の死者を出したことからこう呼ばれているわけですが、この博物館ではその当時の過酷な状況を包み隠さず展示しています。

 

博物館の展示内容は、連合国軍側からの視点によるものがメインとなっており、ここでは”加害者”である日本人としては、見るのがキツイ部分も正直多いです(実際、一緒に行った息子は途中で具合が悪くなりました)。しかしながら、戦争の悲惨さ、平和の尊さを考えるという意味では、本当に見応えのある博物館だと思います。カンチャナブリには他にも戦争博物館があるのですが、そちらに比べると展示内容が非常にわかりやすく整理されており解説も丁寧でした。なお、展示は英語・タイ語のみとなっていますが、写真や図表、遺品の展示が豊富なので、言葉がわからないお子さんでも小学校中学年以上ならある程度は理解が可能かと思います。

 

入場料は 大人140 バーツ、 7歳から12歳のお子さんは60バーツ。観覧後に3階のカフェでコーヒーか紅茶を1杯を無料で飲むことができます。

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博物館を巡った後は、隣接する連合国軍共同墓地に行ってみました。

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こちらの墓地には泰緬鉄道建設に携わった連合軍捕虜6,982名が眠っています。同様の墓地は他にもタイ・ミャンマーに1か所ずつあるようですが、こちらの墓地には主にイギリス・オーストラリア・オランダの方々の墓石が並んでいるようです。

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泰緬鉄道博物館と連合国軍共同墓地はカンチャナブリの観光名所「クウェー川鉄橋」から車ですぐ。残念ながら、日系のツアーではこちらの博物館を訪れることは少ないようですが、多角的に歴史を検証するということでは訪れて損は無い場所だと思います。鉄橋見学の前に立ち寄れば、橋の見方がまた変わってくるかもしれません。

 

 

スポット情報

泰緬鉄道博物館・連合国軍共同墓地

http://www.tbrconline.com/

住所: 3 Jaokannun Road BanNua, Amphoe Muang, Kanchanaburi

TEL:(+66)34-510-067

開館時間:9:00~17:00

アクセス:クウェー川鉄橋から車で約5分程度

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