記事公開:2017年09月22日 記事更新:2019年02月26日
※むーむ・ガパオ・タニヤ店は残念ながら閉店してしまいました。現在営業中の店舗については「店舗」に記載のFacebookページをご確認ください。
バンコクの日系週刊フリーペーパー「Weekly WiSE」 の誌面で私が最も楽しみにしている「街角アロイ飯」というローカルフード店を紹介するコーナー。タイ人スタッフがピックアップしているんだろうなあという掲載店には面白い店が多く、毎号欠かさずチェックしています。現在配布中の574号(2017年9月20日号)に掲載されていたガパオ専門チェーン店も気になり、早速足を運んでみました。
Contents
基本に忠実なガパオを提供
タイのフードコートや食堂ではおなじみのメニュー、ガパオ。どこでも食べることができるメニューなぶん、裏を返せば「どこで食べてもあまり変わり映えのしないメニュー」になっている感があります。
今回ご紹介する「むーむ・ガパオ」のオーナーさんたちは、ガパオが不遇されている現状を憂い、”オリジナルの美味しいガパオ”を提供したいという思いからこの店をオープンさせたのだとか。
屋台などではコスト削減のために、本来入れる必要のない野菜をどっさりと使ったり、オイスターソースの単調な味に頼ったガパオを提供しているところも多いそうなのですが、そういったガパオではなく、肉とバジルの葉だけのベーシックなガパオを提供するのがこのお店のコンセプトなのだそうです。
提供するのはガパオのみ
お店で提供されるメニューはガパオのみ。具材は鶏肉・豚肉のほか、オーストラリア産の牛肉やサーモン等が選べます(私が足を運んだタニヤ店ではメニューらしきものが無く、スタッフさんが口頭で説明してくれたのですが、FBの情報によればメニュー表も用意されているようです)。
今回は牛ひき肉で作ってもらいました。
ご飯はウボンラーチャターニー県のジャスミンライスを使用しているそうなのですが、屋台や食堂なんかでありがちな「ご飯の残念感」が無かったのが良かったです。私は米が好きなので、米が不味いと一気に気分が萎えるんですよね(笑)。ご飯の量に対してガパオの量が若干少ない気もしましたが、美味しいガパオでした。
また、お米以外の原材料にもこだわっており、具材には脂肪分が少ない豚肉・鶏肉、ラチャブリー県産のオーガニックのバジルを使っているのだとか。MSGも当然不使用、加工食品も極力使わないというポリシーも素晴らしいです。今後はなんと自社でバジルを栽培することも計画しているそう。
タニヤ店へのアクセス方法
タニヤ店は BTSサラデーン駅直結のタニヤビルディング前にあります。非常に小さなお店のなかにU字カウンターが無理矢理設置されており、狭いお店となっているため、落ち着いて食事が出来る感じではありません。荷物などを置く場所も無いので、身軽な格好で行かれることをおすすめします。
なお、私が入店した際は他にお客さんが居なかったのですが、入店後5分ほどのあいだにあっという間に満席に。調理スペースも限られているので、お昼時は結構待つことになるかもしれません。ピークタイムを外して行くのがおすすめかも。
店舗情報
むーむ・ガパオ(Moomgapao)タニヤ店 ※閉店済
https://www.facebook.com/moomgapao/
住所:タニヤビルディング前 62 Silom 2/1, Khwaeng Suriya Wong,Bangrak, Bangkok
TEL:(+66)81-549-9919
営業時間:11:00~20:00
アクセス:サラデーン駅(BTS)から徒歩約1分
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