美味しいという評判を聞きつけ、先日イラン料理(ペルシャ料理)のお店「モーセンレストラン(Mohsen Restaurant)」に行ってきました。イラン料理店と銘打ったお店に行くのは初ということで大変楽しみにしていたのですが、予想以上に美味しいお店で大満足でした。
イラン料理(ペルシャ料理)とは
中東料理はもともと好きなのですが、イラン料理は食べたことがなく、その特徴についてもよくわからなかった私。お店に足を運ぶ前に調べてみたところ、イラン料理には以下のような特徴があることがなんとなくわかりました。
- 料理の味付けは薄めで、ふんだんに使われた香草と香辛料で風味が付けられている。
- 食材は温・冷・乾・湿の4種類に分類され、分類に基づいた食材の組み合わせがされている。また、それぞれの性質は気候や体調に応じて使い分けられている。甘酸っぱい味付けが特徴で、デザートではない一つの料理に甘味のある食材と甘味の無い食材を使用する点に特徴がある。
想像ですが「香草や香辛料を使用しつつも素材の味を生かしたシンプルな料理」「他の中東国の料理同様に酸味がキー」「なんとなくヘルシーそう」、そんな感じの雰囲気なのかなあと。実食が楽しみ!と期待を胸に店に向かったのでした。
シンプルだけど美味しい
メニューを開くと日本人にもお馴染みのケバブメニューがまずはずらりと掲載されています。
近くのテーブルでケバブを食べている人の様子を見ると非常に美味しそうで、ケバブも気になったのですが、今回は事前に目をつけていたメニューがあったのでそちらを注文。写真のBademjan Stew(200B)、なすと牛肉のシチューです。
絶対これ美味しいはず!と期待していたんですが、本当に美味しかった!期待以上でした。なすも牛肉もとろっとろに煮込まれています。日本人が想像する一般的な「ビーフシチュー」とは違って重くないので、さらっさらと食べることができるんですよね。自然な甘みとほのかな酸味のバランスが絶妙で、思わず「美味しい!」と声が出てしまったのでした・・。
シチューと一緒に出てきたご飯は軽く2人前はありました(笑)。写真で茶色くなっている部分はいわゆる「お焦げ」ですね。イランの方々はご飯のお焦げが大好きなのだそうで、現地では「tahdig」と呼ばれ、おもてなし料理としてもわざわざお焦げを出したりするのだそうです。
シチューもご飯も2人前以上という感じでかなりお腹いっぱいになりましたが、美味しいので頑張って完食しました。この日の晩御飯はさすがにあまり食べることができませんでしたが・・。
そうそう、お通しに出てきたこちらも美味しかったです。食べ方が正しかったのか謎ですが、ミネストローネスープです。さっぱりと優しい味でした。
店内にいたお客さんは私以外は全員中東系の方でしたが、男性も女性もモリモリ食べるなー!という印象。一品一品のボリュームが多いので、こちらのお店は大勢で来たほうが楽しめそうな雰囲気です。
お店情報
Mohsen Restaurant(モーセンレストラン)
http://www.mohsen-restaurant.com/
住所: 6 Soi Prachum, Silom Road, Bangkok
TEL:(+66)2-235-3970
営業時間:11:00~21:00 ※日曜定休
アクセス:スラサック駅(BTS)から徒歩13分
駐車場:無し
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