日本に帰ってきてからパソコンを買い替えたのですが、さてどうしましょう?と悩んだのが海外で購入したパソコンの処分。私が住む自治体では家庭用パソコンの回収は行っていないということだったので、いろいろと調べた結果、環境省認定業者の「リネットジャパン」が実施している無料回収サービスを利用してみることにしました。
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パソコンの処分方法は主に2つ
自治体のWebサイトを確認したところ、家庭用パソコンの処分方法は主に2つあることがわかりました。
- 一般社団法人パソコン3R推進協会を経由したメーカーによる回収 https://www.pc3r.jp/
- 小型家電リサイクル法認定事業者「リネットジャパン」による宅配回収
パソコンに「PCリサイクルマーク」というものが表示されている場合は、1のメーカーによる回収を利用することができるそうなのですが、今回廃棄したいのは海外での購入品。パソコン3R推進協会に回収の可否を問い合わせることもできましたが、おそらく回収は難しいだろうな・・と思い、今回は2のリネットジャパンによる宅配回収を申し込んでみることにしました。
リネットジャパンとは
多くの市町村と連携・協力し、小型家電リサイクルに取り組んでいるリネットジャパン(連携自治体一覧)。環境省・経済産業省から認定を受けた「小型家電リサイクル法」の認定事業者として、回収した小型家電を分解・破砕、金属の種類やプラスチックごとに選別する作業を担っているそうです。
法律に基づいてパソコンを回収してもらえる点がまずはリネットジャパンの良いところなのですが、さらに素晴らしいのが無料で回収してもらえる点。しかも、壊れて動かないパソコンや自作パソコン、HDD(ハードディスク)を取り外したものなど、基本的にはどんなパソコンでも無料回収してもらえるというんです。私の海外で購入したパソコンもここでなら受け入れてもらえるだろうと思い、早速申し込んでみることにしました。
無料回収の申し込み方法
パソコン無料回収の申し込み方法はとても簡単です。まずはパソコンの台数を選択します。
つづいてパソコンのデータ消去(料金:3,300円/1台・消去証明書付き)を依頼するかどうかを選択します。
リネットジャパンではパソコン以外にスマホやプリンター、ゲーム機なども回収してくれます。もしパソコン以外に回収希望品がある場合は次の画面で該当する項目を選択します。スマホなどの回収を依頼する場合もパソコンと一緒の箱に収まるようであれば回収にかかる費用は不要というんだから太っ腹です。
次に回収を依頼する箱数を選択します。梱包に使用する箱は縦+横+高さの合計が140㎝以内、回収希望品を入れた総重量が20kg以内に収まるようであれば何の箱でもOKとのこと。もし手元に適当な箱が無い場合は、この画面で回収用段ボール(438円)を購入し、「ゆうメール」で事前に郵送してもらうことも可能となっています。
最後に回収希望日・時間帯と連絡先を入力すれば申し込み完了となります。
指定の回収日・時間になると佐川急便のドライバーさんが回収に来てくれるので、それまでに梱包を終わらせておけばOK。印字済みの送り状はドライバーさんが当日持ってきてくれますし楽々です。前述のデータ消去サービスを申し込んだ場合のみ、消去費用3,300円を現金で用意しておきましょう(ドライバーさんにお支払いします)。
利用してみての感想
とにかく簡単だった!というのが今回リネットジャパンを利用した感想です。日本で不用品を廃棄するとなると「お金がかかる」のが当たり前だという認識だったので、無料かつ適切に処理してもらえるのはありがたいな~という感想しかありませんでした。
また、私は今回データ消去もあわせて依頼したのですが、事前に聞いていた通り回収後2週間ほどで「データ消去証明書」がきちんと発行されましたし、こちらで消去をお願いしてよかったなと思っています。有料にはなりますが、廃棄時のセキュリティ面に不安がある方にはおすすめのサービスです。
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