ひさびさのインドネシア・バリ島旅行記、今回は滞在中にお世話になったウブド観光案内所と、案内所の手配で参加したバリ島1日観光ツアーについて書きます。
今回紹介するツアーは限られた時間内にできるだけたくさんの観光名所を周りたい方、極力お金をかけずにバリ島観光をしたい方、バリ島初心者の方に特におすすめです。
Contents
ウブド観光案内所とは
ウブド観光案内所はウブド村が運営する公営のツーリストインフォメーション。バリ島全域にあるホテルの紹介や各種ツアーの手配などを無料で依頼できるという、旅行者にとっては非常に便利な施設です。
観光案内所の場所はウブド中心部、ウブド王宮やウブド市場の目と鼻の先。営業時間は朝8時から夜9時までと長く、買い物や食事の合間に気軽に立ち寄ることができます。
ここの魅力は何といっても取り扱っているツアー価格の安さ。街中の旅行会社等で扱われているツアーに比べると、非常に良心的な価格のツアーが販売されています。公営ならではですね。
- キンタマーニ火山ツアー 185,000ルピア(約1,430円)/1名
- ブドゥグル観光 200,000ルピア(約1,550円)/1名
- サンセットツアー 185,000ルピア(約1,430円)/1名 他
なお、ここで扱われているツアーには最少催行人数が2名~というものが多い模様。そんなわけで1人旅の場合は利用がなかなか難しいかもしれませんが、2名以上でのバリ島観光を検討しているなら、こちらの観光案内所に立ち寄って話を聞いてみる価値はあると思いますよ。
私、海外旅行先ではTripAdvisor経由で観光ツアーを申し込むことが多いのですが、こちらで対応してくれたスタッフさんがものすごく親切な方だったこともあり、今回はこちらの観光案内所主催のツアーにお世話になることにしました。
ブドゥグル&サンセットツアーに参加してみた
今回、私たちが参加したのは「ブドゥグル&サンセット」というツアー(185,000ルピア/1名)。ブドゥグルと呼ばれる山間部のリゾートエリア、世界文化遺産のジャティルイ棚田、そして有名なタナロット寺院のサンセットを1日で全部体験しちゃおうぜ!という欲張りなツアーだったのですが、日本円で2,300円強という低価格の割には満足度の高い内容でした。
ツアーで訪れた各観光スポットのうち、棚田とタナロット寺院については後日別記事にまとめようと思いますが、ここではツアーの行程、内容を簡単に記しておきます。
Sangeh Monkey Forest
約束の朝9時半ちょうどに宿泊先にドライバーさんが到着。ホテルを出て最初に向かったのは、Sangeh Monkey Forestというモンキーフォレストでした。
公式サイト:https://sangehmonkeyforest.business.site/
入場料:大人50,000ルピア(約390円)子ども15,000ルピア(約115円) ※いずれも外国人価格
バリのモンキーフォレストというとウブド中心部にあるモンキーフォレストが有名ですが、Sangeh Monkey Forestは中心から離れた場所にあるぶん、観光客の姿は少なめ。緑豊かなうえ静かで、とても居心地の良い場所でした。地元ではウェディングフォトの撮影場所として人気が高いらしく、私たちが訪れた際も数組のカップルが園内で写真撮影を行っていましたよ。
園内にはお猿さんがいっぱい。我が家は夫婦ともに猿が苦手なのでここはササッと見るにとどまったのですが、猿と触れ合いたい場合はエサをあげたり写真を撮影したりといったことも可能な模様。
なお、エントランスには数人の男性が観光客を待ち構えており、ガイドしますよ、写真を撮ってあげますよ~と園内に居る間中べったりとくっついてきますが、ガイドや写真が不要な場合は断ってOKです。
Bali Coffee & Spices Garden
モンキーフォレストを出たあとはコーヒー&スパイス栽培園へ。ここはですね、最初に書いちゃいますが、かなり微妙な場所でした(笑)。タイなど他国の観光ツアーでも土産物店に連れて行かれることは多いですが、ああいった土産物店と同じ感じの場所ですね。
駐車場には女性スタッフが待ち構えていて、車を降りると同時に密着接客がスタートします。そして、コーヒー栽培やスパイス作りの工程見学はそこそこに、コーヒー・お茶の試飲コーナーにすぐに連れていかれるという具合(笑)。試飲コーナーではひと通りの商品を強制試飲させられるわけですが、申し訳ないけど一つとして美味しいものがないんですよね・・。
マンツーマンで付きっきりで接客してくれるので悪いなあと思って、ジャコウネコの糞から取れるコーヒー「コピルアック」を1杯だけ注文してみましたが、こちらもうーん、、、微妙なお味でした。
試飲後はお土産コーナーへ。大勢居たロシア人の団体客はコーヒーやお茶を爆買いしていましたが、私たちがここで心惹かれた商品は残念ながら一切なく。。。接客してくれたお姉さんにはさすがに悪いので、少しだけチップをお渡しし、足早にコーヒー園を後にしたのでした。安いツアーなので、こういったスポットへの立ち寄りが含まれるのはまあまあ仕方ないですね。
ブラタン湖とウルン ダヌ ブラタン寺院
次に立ち寄ったのは、高原地帯ブドゥグルにあるブラタン湖。湖に浮かぶように建てられた寺院、ウルン ダヌ ブラタン寺院で有名な観光スポットです。
公式サイト:http://ulundanuberatan.com/
入場料:大人50,000ルピア(約390円)子ども25,000ルピア(約195円) ※いずれも外国人価格
ここはパワースポットとしても人気の場所らしく、外国人観光客よりも地元の人で大賑わいでした。標高1,500mの場所ということで涼しくてとても気持ちの良い場所でしたよ~。
ジャティルイ棚田
ツアーもいよいよ後半に。4か所目はジャティルイ棚田へ立ち寄りました。
2012年にユネスコの世界文化遺産に選定されたことでも話題となった、バリを代表する観光スポットのひとつですね。バリらしい緑豊かな光景を楽しめる場所です。
ここでは少し多めに時間をもらい、田園のなかをのんびりと散歩しました。日本の田舎で育った者としてはどこか懐かしさを覚える風景がひたすら広がっています。緑の中を歩いてるだけで心癒されるから不思議です。
タナロット寺院のサンセット
棚田で心癒されたあとはいよいよ最終目的地のタナロット寺院へ。
公式サイト:http://www.tanahlot.id/
入場料:大人60,000ルピア(約460円)子ども30,000ルピア(約230円) ※いずれも外国人価格
ここは夕陽鑑賞で世界的に有名な場所ということで、サンセットタイムになんとしても間に合いたい!と思っていたのですが、ドライバーさんが道を急いでくださり、ちょうど良いタイミングで現地に到着することができました。心に残るサンセットを楽しめたのはドライバーさんのおかげです。少し遠かったけどここは行って良かった!
ツアーに参加した感想
以上が私が参加した「ブドゥグル&サンセットツアー」の行程&内容となります。当初、8時間程度のツアーだと聞いていたのですが、途中交通渋滞があったりで、実際は10時間強かかりました。ほぼ1日かけての観光ということで最後のほうはグッタリしちゃってましたが、行きたいと思っていた場所に行けましたし、全体的に満足度の高いツアーだったと思います。所要時間を考えるとツアー料金をもう少し値上げしても良いんじゃないかな?と思うくらいです。
なお、このツアーに付くドライバーさんは運転のみを担当し、各観光地は自分たちで自由に周ります。そのため、もしこのツアーに参加しようという方がいたら、ガイドブックを持参されることをおすすめします。各スポットでの滞在時間はドライバーさんと相談して決めることができますし、途中で飲み物を買いたいといったことも気軽に相談できましたし、ツアーとはいえ自由度の高い内容だったのが私たちには合ってました。ガイドさんは要らない、自分たちで気楽に観光地を周りたい、という方にはおすすめできるツアーだと思います。
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