記事公開:2018年08月14日 記事更新:2019年07月29日
※日本語ガイドツアーに関する情報を追記しました。
先日8月12日はタイの母の日(シリキット王妃の誕生日)だったのですが、我が家ではこの日にちょうど開館6周年を迎えた「花文化の博物館(The Museum of Floral Culture)」に遊びに行ってきました。コロニアル様式の古い一軒家を丸々利用した博物館では、タイと周辺国の花文化を楽しく学ぶことができます。
Contents
ラーマ6世時代の建物を博物館に利用
花文化の博物館はデュシットエリアの静かな住宅街に佇む小さな博物館です。
博物館のエントランスの場所は写真の幟を目印にされるとよいかと思います。
築100年以上が経過した洋館&庭園を博物館に利用しているとあって、エントランスから趣いっぱい。博物館の周辺とは別世界なエレガントな空間が広がっています。
世界的フローラルアーティストが創設
この博物館をオープンさせたのはタイを代表するフローラルアーティスト、サクン・インタクン氏(下写真の右上切り抜きに写っている男性)。サクン氏の数々の功績については洋館内の展示でも知ることができますが、シリキット王妃のフラワーコーディネイトを担当しているほか、タイ王室関連のセレモニーやローマ国際映画祭、ブルガリ・リゾート・バリなどのフラワープロデュースを担当!グローバルかつ超一流な場所ばかりで活躍されている方なのだそうです。
また、華道の池坊など日本のフラワー関連団体との関わりも深いそうで、東京にはサクン氏が作成したカリキュラムデザインに従ってフラワーデザインを学べる教室もあるそうです。
見学ツアー参加がおすすめ
博物館は庭を散策するだけであれば入場無料ですが、せっかくなので入場料(大人150バーツ・子ども75バーツ)を支払って洋館見学ツアーに参加するのがおすすめです。
見学ツアーは下写真のスケジュールで、タイ語ガイド付きツアーが1日5回、英語ガイド付きツアーが1日3回開催されています。私たちは英語ツアーの1回目に参加したのですが、館内の見学を終え、建物から出てくるときにはたくさんのタイ人が待機していたので、混雑を避けるのであれば朝イチに行くのが良いかと思います。
また、日本人ボランティアによる日本語ガイドツアーも水曜日のみ、以下のスケジュールで開催されています。
※毎週水曜のみ
①10:00~11:15
②13:00~14:15
ガイドさんと周った館内には、タイの花文化の歴史に始まり、タイやアジア各国の生活・儀式に根ざした花文化の紹介のほか、サクン氏のスケッチなどが展示されています。タイの結婚式やソンクラーン、ロイクラトンなど祭事・年間行事と花の関わりについて触れられている部分も多く、タイ在住者の方であれば ”なんとなく知っていたけど詳しくは知らなかった”タイの花文化について詳しく知ることができるのではないかと思います。
残念ながら館内は写真撮影禁止となっているため、撮影許可を頂いた最後の部屋の写真のみ掲載しておきますね。
館内の見学が終わったあとはガイドさんとともに庭へ。庭に植えられている植物・花について詳しく説明を聞くことができます。
なお、この庭には蚊がものすごく居ます。気になる方は蚊よけスプレーの持参をお忘れなく。
見学後はカフェでまったり
花文化について学んだあとは、併設のカフェで休憩してみてはいかがでしょうか。
バタフライピー・ライム・ソーダ(120バーツ)
こちらのカフェ、風通しが良くてとても気持ち良い場所なんです。近所なら頻繁に通いたいくらい。カフェではちょっとしたデザートも楽しむことができます。
スポット情報
花文化の博物館(The Museum of Floral Culture)
住所: 315 Samsen Rd. Soi 28, Yaek Ongkarak 13, Dusit, Bangkok
TEL:(+66)2-669-3633
営業時間:10:00~18:00 ※月曜休館
アクセス:アーリー駅(BTS)からタクシーで約15分、もしくはPayap Pier(Chao Phraya Express)からタクシーで約6分
駐車場:あり
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