ここ数年、世界的なブームが続いているクラフトビール。小規模なブリュワリーで醸造されるクラフトビールにはオリジナリティ溢れる味わいのものが多く、私もその魅力に取り憑かれてしまった1人です。 ここタイでも最近はたくさんのクラフトビールブランドが誕生しており、ビール好きにとっては喜ばしい状況が続いています。
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タイのクラフトビール事情
ビールブランドが続々誕生しているタイですが、クラフトビールを巡る事情は決して楽観的なものではありません。タイの酒類法では以下のどちらかの条件に当てはまる場合にのみ、酒類製造免許の申請が可能となっており、小規模な生産者がタイ国内でビールを醸造することがなかなか難しいのが現状です。
- 年間100万リットル以上を工場で醸造
- ビールを瓶詰めしないこと、市場に流通させないことの2点を条件にBrewpub免許を取得。年間10万リットル以上100万リットル未満の制限つきで醸造(有名ビアホール・タワンデーンはこちらに当てはまります)。
さらに、1・2のどちらの場合も、少なくとも1,000万バーツの資本を持つ有限会社でなければならない、株主の51%以上はタイ国籍でなければならないという条件を満たす必要があります。
上記の条件に当てはまらない状態でタイでクラフトビールを醸造することは違法。そのため、タイの各クラフトビールブランドはカンボジアや台湾などの海外工場で醸造を行い完成品をタイに輸入する、という手段を使わざるを得ないという現状にあります。
タイにクラフトビールブランドが続々誕生中
前述のように、規制面でなかなか厳しい状況に立たされているタイのクラフトビールですが、クラフトビール自体の人気は近年うなぎのぼり。バンコクにもクラフトビールを楽しむことができる場所がぐーんと増えました。
英字フリーペーパー「BK Magazine」がタイのクラフトビールブランド一覧をまとめた特集記事によれば、2017年5月現在で計22ものブランドがあるとのこと。
今後も上記のまとめは随時更新されていくようなので、クラフトビールが好きな方はチェックしてみてはいかがでしょうか?私もしっかり活用させて貰おうと思っています。
バンコクのおすすめクラフトビールバー
以下は私が好きなバンコクのクラフトビールバーです。各店の記事リンクを貼ってありますので、興味のある方はリンク先をぜひ見てみてくださいね。
Wishbeer(プラカノン 他)
MASH(サラデーン)
Beer Republic(チットロム)
HOPPY HRS.(プラカノン)
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