チットロムにある老舗デパート「セントラル・チットロム」のG階にある「セントラルフードホール(Central Food Hall)」が改装で美しく生まれ変わりました。優雅な雰囲気漂うフードコートや、日本のデパ地下を思わせるような素敵なデリコーナーは要注目です。
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約4,000平方メートルに及ぶエリアを大改装
セントラル・チットロムといえば、タイを代表するデパート「セントラル」の本店。
セントラルグループの数ある商業施設のなかでも、タイ人富裕層の支持が特に厚い店というだけあり、改装されたフードコートもゴージャスそのものです。
今回の改装は、セントラルグループが2015年より所有するドイツ屈指の高級デパート「KaDeWe」のおしゃれなダイニングスペースに触発されたのものなのだとか。改装後のエリアにヨーロピアンな雰囲気が漂うのはそのせいかと納得です。
今回の改装の目玉は、グリル、 タパス、オーシャン、デリの4つのキッチン付きバー。こちらでは、隣接するスーパーマーケットで購入した新鮮な食材を各バーで調理してもらうこともできるんだそうですよ。こんなサービスがあるのも、セントラル・チットロムならではだなと思います。
ちなみに、4つのバーのうち、タパスバー(下写真)はホテル「センタラ グランド アット セントラルワールド」にあるスペイン料理店「Uno Mas」が運営しているそうです。本店のシグネチャーメニューのほか、比較的リーズナブルなセットランチも提供しているようです。
こちらはデリコーナー。量り売りで調理済みの品々を購入できます。日本のデパ地下みたいな感じですね。この日私が訪れたのはランチ時だったのですが、近隣のオフィス街で働いている人たちが持ち帰りの品を購入するべく行列を作っていました。
ハム、チーズ、写真のようなディップ類も豊富に揃います。友だちの家に飲みに行く時のおつまみ調達なんかにも使えそうですね。こういうデパ地下的にいろいろ揃うお店って、バンコクにこれまでありそうで無かったので今後も重宝しそうです。
タイの老舗店も多数出店
また、高級店・高級食材だけでなく、タイ人のあいだで有名な老舗店のメニューも購入できるのもこちらの特徴。ストリートフードコーナーには、1927年創業のカフェ「Eiah Sae」やチェンマイのタイデザートの名店「Wanlamun」も出店。あらゆるジャンルの美味しいものをここ1か所で満喫することができますよ~。
優雅なイートインスペース
今回の改装に伴い、イートインスペースも大きく変更。イートインスペースには専任のスタッフが待機しており、人数を伝えれば座席を案内してくれます。通常のレストラン同様に座席で料理の注文が可能となっています。
また、自分で食べたいものを探したいという場合は、各テーブル上に置かれた木札を持参して各料理カウンターを周ればOKです。注文時に木札の番号を伝えれば、出来上がった料理がテーブルまで運ばれてくるという仕組み。
座席が決定したら「Occupied」の札がすぐに設置されるので、離席しても座席が無くなる心配がありません。
この日は「Blue Elephant」のマッサマンカレーセット(150B)を注文してみました。
通常のフードコートに比べればちょっと割高感はありますが、落ち着いて食事ができるのはやっぱり良いですね。お会計もテーブルで済ませることができて便利でした!
スポット情報
Central Food Hall(セントラルフードホール)
住所:セントラル・チットロムG階 1027 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok
TEL:(+66)2-793-7000
営業時間:08:00~22:00
アクセス:チットロム駅(BTS)から徒歩約2分
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