ベトナム・フエ最後の夜は、チャンティエン橋のふもとで毎夜開催されているフエナイトマーケットをのぞいてみました。
相当に緩かったナイトマーケット
フエのナイトマーケットは、フォーン川沿岸に設けられた散歩道を利用し、18時頃から23時頃まで毎日開催されています。マーケットには120店舗くらいの出店があるという話でしたが、実際はどうだろう、バンコクのナイトマーケットを知ってるとかなりガッカリすると思います。個人的にはラオス・ビエンチャンのナイトマーケットと同じ感じを勝手に想像していたのですが、フエのほうがさらに緩い雰囲気でした。
実際に行ってみてわかったことですが、このナイトマーケットは観光客向けというよりは、地元の若者向けのようで、訪れているのはベトナム人の若いカップルや高校生~大学生くらいのグループ客ばかり。観光客が買い物や食事をするには全く期待できないマーケットですが、散策するには面白い場所でしたので夜に時間がある方は訪れてみてもよいかもしれません。
ところで、このマーケット内の土産物店で買い物をしてお店を出たら、ベトナム人のカップルに突然「日本人ですか?」と声をかけられたんです。母曰く、私たちが土産物店に入る前から私たちのことをずっと観察している風だったそうで、彼らのことをてっきり怪しい人たちだと母は思っていたらしいのですが(笑)実際はそんなことはなく、大学で日本語を勉強しているという学生さんたちでした。
ナイトマーケットで日本人を見かけるのが珍しかったようで、日本語で話がしたかっただけみたい。しばらくお話したあと「一緒に写真を撮りましょう」と提案され、みんなで写真撮影して別れました。こちらは大人数でしたし、きっと勇気を振り絞って声をかけてくれたんだろうなあと思います。可愛らしいお二人でした。
なお、昨日の世界遺産についての記事でも触れましたが、このナイトマーケットの屋台でも「お釣りをちゃんと貰えない」ということがある模様。本来のお釣りよりも少ない額をしれっと渡してくるので、お釣りを貰ったらその場でしっかり確認するのがおすすめです。
フエのタクシーがなかなかウザい
もう一点、フエを旅行される方へ注意していただきたいのが流しのタクシー。今回何度か流しのタクシーに乗車しましたが、ホイアン・ダナンに比べると、フエのタクシードライバーがなかなかウザかったんです。タクシーに関してはバンコクもなかなかですが、フエの一部ドライバーのウザさはバンコク以上かも。
私たちは大人数だったので、毎回2台に分かれて乗車する必要があったのですが、なかなか上手く2台を連続して捕まえることってできなかったんですよね。そういった際に女子どもだけで乗車する際と、短距離の乗車の場合には特に注意が必要だなと感じました。ふざけたことを言ってきたり、払う必要の無い代金を請求しようとしてきたら、毅然とした態度で「NO」。しつこいようなら電話を取り出して「宿泊しているホテルに電話しようか?」と強い口調で言えば諦めるとは思うのですが。フエに行かれる方は一応注意されたほうが良いように思いました。嫌な思いをしないためには、ホテルが提供する交通手段を利用する、もしくはホテルでタクシーを呼んで貰うのが良いのでしょうね(実際、ホテルで呼んでもらったタクシーでは、変なドライバーに遭遇しませんでした)。
フエでは、お釣りの件・タクシーの件に加え、土産物店のスタッフも超しつこいし、断ったあとの態度が悪いことが多く、街に出ると疲れることが多かった印象・・。一方、宿泊していたホテルのスタッフは皆さん素晴らしい方ばかりだったので、ホテルに帰ると毎回ものすごくホッとしたのでした(笑)。
ブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いいたします。